なんか色々イタイ日記
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今月6日、我が家の愛犬が旅立ちました。13歳でした。
先月末辺りはいつも通り元気だったのに、28日辺りから急にだるそうにしていて
今月1日に獣医さんに見ていただいたところ、急性の腎不全と診断されました。
診断したその日に入院、三日間様子を見るという処置となり、
一方の私は突然の病状にただただ驚くばかりで
信じたくないという現実逃避の気持ちが押し寄せ職場・家を問わずに涙を流すという
情けなくて恥ずかしい姿を見せて周りに多大な迷惑をかけてました。
3日に獣医さんから「手の施しようが無いからお家で看取ってあげて」と電話があり
わんこは帰ってきました。仕事をいつもより早めに切り上げ帰宅すると、
身体が辛くて仕方ないだろうにわんこは起き上がって尻尾を振って
私の元までお迎えに来てくれました。本当に可愛いヤツです。
今思えば家に帰ってきた事で安心したという事もあったのかもしれませんが、
わんこは獣医さんから聞いていた状態に比べると大分調子が良いように見え、
そこでようやく私も少しだけ冷静さを取り戻しました。
泣く事は後からでも出来るから今は「もって一週間」と告げられた残りの時間を
悔いが残らないように一緒に過ごそうと決意しました。
6日の朝、台風で雨風が酷い状態でした。
その事もあって「出勤は1時間遅くするように」と上司から前日に言われていました。
ココ最近、身体が辛いから寝てばかりいたわんこが
何故かこの日の朝は私の足下まで近寄り、抱っこをせがみました。
いつものように抱き上げて頭や身体を撫でれば安心したような呼吸も聞こえます。
しばらくしてふと様子を見ると、こちらに目を向けた状態で動かなくなっていました。
目は開いていたけれど、あまりにも静かで眠っているのかとさえ思いました。
6日の8:30、わんこは私の腕の中で息を引き取りました。
普段であれば出勤し、家を出始める時間です。
動かなくなったわんこの身体を拭いて安置している間、
失った悲しみよりも「わんこに最期の場所に選んでもらえた」という事実で
ただただ胸がいっぱいになりました。
その後、やはり涙は流しましたが
喪失感以上に「幸せだった」という気持ちの方が遥かに勝っていました。
悲しくないわけではない、辛くないわけではない。
でもそれでも13年間で貰った思い出の方がずっと強くて大きくて
暗い気持ちにはなりませんでした。本当に凄いわんこです。
昨日7日、仕事を休んでわんこの供養をしました。
未だに涙は溢れるし、ついつい足下を見てしまったり姿を探してしまうけれど
私は元気です。暗い気持ちは愛しいおもいでが癒してくれています。
悲しみよりも「幸せだった」という充足感が強いから前を向けます。
これからはわんこに貰った13年間のおもいで抱え、一層に元気でいようと思いました。
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